ウイングトラベル
ANA、障害者の社会参加推進活動団体に加盟
施設のバリアフリー、障害者の雇用拡大
全日本空輸(ANA)は12月11日、障害者の社会参加を推進する国際的な活動の「The Valuable 500」に同日付で加盟したと発表した。ANAは今回の加盟で、「すべてのひとに優しい」共生社会を実現しリードしていくとして、2020年とその先に向けて、「世界トップレベルのユニバーサルなサービス」を提供するエアラインサービスになることで、障害者の社会参加の推進に向けた取り組みをグローバルに発信していく。
ANAは具体的な取り組みとして、空港施設の改修や車いすで利用可能な化粧室を小型機の一部にも設置する施設・設備の整備のほか、全役職員を対象としたユニバーサルサービス研修の展開、特別支援学校の生徒が修学旅行などの搭乗前に不安を払拭できる「体験型教室」の展開といった「心のバリアフリー」の実現に向けた取り組みを行なうとしている。