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2019.12.13

WING

水機団、アイアン・フィスト20参加で米国加州へ

第2水陸機動連隊が初参加、各種手段による着上陸を演練

 陸上幕僚監部は12月12日、「令和元(2019)年度米国における米海兵隊との実動演習(アイアン・フィスト20)」を、2020年1月5日から2月27日までの間、米国・カリフォルニア州キャンプ・ペンドルトンなどで実施すると発表した。
 今回、陸自からは陸上総隊司令官の高田克樹(※高はハシゴ)陸将を担任官に、水陸機動団第2水陸機動連隊を基幹とする部隊が参加する。また、米海兵隊からは第1海兵機動展開部隊司令官のジョセフ.L.オスターマン中将を担任官に、第1海兵機動展開部隊司令部、第15海兵機動展開隊、第3艦隊水陸両用戦隊などが参加。キャンプ・ペンドルトンをはじめ、サンクレメンテ島とこれらの周辺海空域を使用してヘリボーン作戦を含めた各種手段による着上陸を演練するとしている。
 陸幕は今回のアイアン・フィスト20の特色として、第2水陸機動連隊が初めて参加するほか、米国の広大な演習場を活用した水陸両用作戦、そして引き続く陸上での戦闘までの一連の行動を演練することなどを挙げており、米軍との共同連携要領を訓練し、日米共同対処能力を向上させるとしている。