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CR929、1/39スケールモデルで風洞実験
中露共同開発広胴機、CR929の空力特性を正確に予測
ロシア・統一航空機製造会社(UAC)は12月12日、中国・中国商用飛機(COMAC)と共同開発している長距離広胴体機のCR929プログラムにおいて、39分の1スケールの高速標準モデル風洞実験が完了したと発表した。
今回風同実験に用いたのはCOMACとUACが共同設計した胴体と翼で構成する39分の1スケールの高速標準モデル(HSM)で、実験はロシアの中央航空流体力学研究所(TsAGI)のT-128遷音速風洞で行なわれたとのこと。また、同様のテストが中国とEUで今年初頭に行われたとしている。