ウイングトラベル
ジャマイカ観光局、セミナーを開催
ビーチだけではない多彩な魅力を紹介
ジャマイカ観光局は、ジャマイカ観光セミナーを開催、旅行業界及びメディアより関係者が集まった。観光局は今年10月に業務をコネクトワールドワイド・ジャパンに委託する形で日本での活動を再開したばかり。モンテゴベイやオチョリオス、ネグリルといったビーチリゾートや、首都キングストンでのレゲエミュージシャンとして日本でも人気の高いボブ・マーリー氏ゆかりの地めぐり、高級コーヒー豆の産地として知られるブルーマウンテンのコーヒー農場見学など、最新情報を交えながらジャマイカの多彩な魅力を紹介した。
セミナー冒頭、駐日ジャマイカ大使館のリカルド・アリコック大使が挨拶。「ジャマイカは大変美しい国。多くの日本人はビーチを思い浮かべるが、日本と同様ジャマイカは山脈が連なる国で、ビーチや料理のみならず、文化や歴史、山の中のビラでの滞在やハイキングなど、さまざまな観光素材を提供できる」と説明。また「一番美しいのはジャマイカ人の心。訪れる観光客の60%がリピーターで占め、誘致する上で旅行先での触れ合いにも焦点を当ててほしい」と訴えた。
続いて日本旅行業協会(JATA)理事長の志村格氏が「かつては年間2万人が訪れていたが、現在は約2000人とハネムーナーが減り、需要はやや低調にある。とは言え世界有数のリゾートであり、ポテンシャルは高い。レゲエ・ミュージックやブルーマウンテン・コーヒーなど、すでにたくさんのものが日本に浸透している。来年3月より羽田からアメリカへのフライトが増えることで、来年はチャンスの年となる。JATAとしても旅行者を増やしていきたい」と述べ、アウトバウンド促進協議会(JOTC)での活動など、今後の取組に意欲を見せた。
羽田から同日乗り継ぎが可能に
あらゆる客層に対応した宿泊施設
※写真=左からリカルド・アリコック大使(右)、JATA志村格理事長、マージョリー・デューイ観光局日本代表