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JAL年末年始、国際線予約率は前年比1.6ポ減の87.1%
国内線は全方面、国際線は米大陸・欧州が好調
日本航空(JAL)は12月20日、JALグループの2019年度年末年始期間(2019年12月27日から2020年1月5日まで)の予約状況を発表した。国際線は予約率は前年比1.7ポイント減少の87.1%となり、提供座席数が前年比2.5%増加の31万2147席、予約数は前年比0.5%増の27万1728人となった。国内線では予約率は前年比2.8ポイント増加の78.5%、提供座席数が前年比2.5%増加の141万3932席で、予約数は前年比6.4%増の110万459人となっている。
JALによれば、9連休となったことから際内両線ともに好調に推移しているとのことで、国際線を方面別に予約数ベースで見てみると、米大陸線の予約数が13.4%増加、東南アジア線の予約数は3.6%増、オセアニア線の予約数は10.3%増加して、3路線そろって予約率92.2%と好調に推移している。また欧州線も提供座席数が13.4%増の予約数16.1%増で、供給量拡大に合わせた伸びとなっている。一方、グアム線が提供座席数が15.4%減、予約数13.8%減となったほか、台湾線は予約数5.1%減、中国線が予約数7.3%減となったほか、ハワイ線では座席提供数16.1%減らすも予約数は20.9%減と厳しい結果となっている。徴用工問題を端緒とする政府間関係が悪化しきった韓国線では、座席提供数6.7%増、予約数14.7%増となり、需給は底の状態からは持ち直しつつある。
また国内線については、・・・