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2020.01.06

WING

レイセオン、AMRAAM生産を約7億6800万ドルで契約

契約額の約47%は日本を含む21ヵ国向けの生産に

 レイセオンは12月30日、子会社のレイセオン・ミサイル・システムズが米国政府からAIM-120空対空ミサイル(AMRAAM)の生産について、7億6828万3907ドルで契約したと発表した。この契約は非競争的価格固定インセンティブ契約で、第33ロットとなるAMRAAMミサイルのほか、訓練用ミサイル、誘導セクション、AMRAAMテレメトリシステム、補用部品や生産技術サポート等が含まれており、作業は2023年2月末に完了することになっている。
 また、この契約には日本のほかに、豪州、ベルギー、カナダ、デンマーク、インドネシア、クウェート、モロッコ、オランダ、ノルウェー、オマーン、ポーランド、カタール、ルーマニア、サウジアラビア、シンガポール、スロバキア、韓国、タイ、トルコ、英国向けのAMRAAMミサイルが含まれており、契約金額の約47%が外国向け生産分になるとのことだ。