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2020.01.06

WING

ロッキード、2019年は目標上回る134機のF-35を納入

20年の生産目標は141機、フルレート生産の準備整う

 ロッキード・マーティンは12月30日、同日に2019年に生産した134機目のF-35戦闘機を納入したと発表した。納入したのは米海兵隊向けのF-35B戦闘機で、2019年の納入目標である131機を上回り、3年連続で納入目標を達成した。ちなみに、2019年に生産したF-35戦闘機の納入先の内訳は、81機が米国に、英国などの国際パートナー向けに30機、日本を含む海外軍事顧客向けに23機の計134機とのこと。
 ロッキード・マーティンは3年連続の納入目標達成に対して、「この成果はF-35をフルレート生産するための準備が整った事の証し」とし、「引き続き、生産率の向上やコスト削減に注力していく」と述べている。同社は2020年の生産目標を141機としており、生産のピークとなる2023年に向け、生産量を増加させていく準備ができているとしている。

 

※写真=ロッキード・マーティンは2019年にF-35戦闘機を134機生産。134機目は米海兵隊向けのF-35Bとなった(提供:ロッキード・マーティン)