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2020.01.07

ウイングトラベル

JAL年末年始、9連休で国際線好調も利用率減

欧米長距離線で旅客1割超の伸び、韓国線健闘

 日本航空(JAL)が発表した2019年度年末年始(2019年12月27日〜2020年1月5日)の利用実績によると、国際線の利用率は前年同期比1.5ポイントダウンした89%だった。提供座席数が2.4%増の31万2057席で、旅客数が0.7%増の27万7884人となった。9連休の影響で米大陸や欧州と行った長距離路線が比較的好調で、前年を上回る旅客数となったが、増やした座席に需要がわずかに追い付かず、利用率を落とすかたちとなった。
 国際線で好調だった長距離線のうち、米大陸線は旅客数を前年同期よりも12.2%増やしたなかで、利用率が93%と比較的高い水準を維持した。欧州線では旅客数が14%増、利用率が91.3%となって、いずれも好調に需要を伸ばした。