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三井住友海上火災、ドローンとAIで水災時損害調査
最短5日ほどで保険金支払い完了
三井住友海上火災保険が、ドローンとAIを活用した、水災時の新たな損害調査を開始する。
同社によれば、これまで契約者から連絡を受けると、保険金支払いまでに1ヵ月程度の期間を要していたが、ドローンとAIを使った新たな損害調査手法を導入することで、最短で5日ほどで保険金を支払うことが可能になるとしている。
これまで保険金を支払うまでには、一件一件の立会調査を実施していたが、ドローンとAIを活用する新たな調査手法では、被災した家屋の状況を正確に把握することができ、保険契約者に対して迅速な保険金支払いが可能になるとしている。
三井住友海上火災保険によると、高精度に座標(緯度・経度)を特定できるRTKドローンで上空から水災被害地域を撮影。その撮影画像をもとに正確な座標・標高を保有する高精度な地表の3Dモデルを作成し、その上でアリスマー社が保有するAI流体解析アルゴリズムを活用してデータ分析を行うことで、浸水高の算出が可能となるとしている。・・・