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ピーチ冬繁忙期、国際利用率4ポ減も旅客大幅増
台湾、上海好調、国内需要伸ばし1.6ポ増
ピーチ・アビエーション(APJ)の冬季繁忙期(2019年12月27日~2020年1月5日)利用実績は、国際線の利用率が前年同期比4ポイントダウンした87.4%で、提供座席数が44%増の10万6560席、旅客数が37%増の9万3150人となった。国内線の利用率は1.6ポイントアップした91.2%で、座席数が28%増の16万1640席、旅客数が30%増の14万7451人だった。
バニラエア合併後初めて迎える冬季繁忙期は、国際・国内合わせた提供座席数が前年より33.8%も増えたが、旅客数が32.9%増と、供給に合わせて需要も増加。わずかに利用率を落としたが、旅客を獲得することができた。ピーチによると、国際線では台湾、上海方面を中心に好調だったとして、国内線では北海道、東北方面で好調だった。
国際線のピークは、下りが12月29日で利用率95.2%、上りが1月5日の91.2%となった。国内線のピークは、下りが12月30日の93.7%で、上りが1月5日の95.9%。国際・国内線とも、期間中は7割台後半9割台で推移して、全体として好調だった。