JACのATR機が奄美空港で滑走路逸脱

重大インシデントに、9日は通常運航

　日本エアコミューター（JAC）のATR42-600型機（JA07JC）が1月8日10時01分ごろ、奄美空港に着陸した際、滑走路を左側に逸脱し、滑走路西側の緑地帯に停止した。運輸安全委員会は重大インシデントに該当するとして、航空事故調査官3名を現地に派遣した。
当該機には乗務員3名、乗客18名、計21名が搭乗。午前9時53分に喜界空港を離陸し、奄美空港に着陸した際に、滑走路を逸脱して自走することができない状態となった。負傷者はなかった。
　この影響で滑走路が閉鎖され、奄美空港を発着する他の便に欠航便などが発生した。
なお、JACは1月8日23時50分、本日9日の運航については、通常どおりの運航を計画していることを発表した。