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2020.01.09

ウイングトラベル

外務省、テヘランなどに「渡航中止勧告」

在イラク大使館は一時閉館、民間機の運航状況確認を

 外務省は1月8日、中東地域における緊張の高まりを受けて、イランの危険情報を一部引き上げ、首都テヘランや、チャーバハール市ならびにその周辺の自由貿易地域(FTZ)、ケルマーン州を「渡航は止めてください」(レベル3)の渡航中止勧告に引き上げた。これにより、イラン全土にレベル3またはレベル4が出された。イラクの危険情報も同日一部引き上げ、全土に「退避して下さい。渡航は止めてください」(レベル4)の退避勧告を出した。
 これに伴い、在イラク日本大使館は同日8日より一時閉館した。イラクの首都バグダッドで退避を希望する邦人の退避が完了したことも踏まえ、一時閉館した。退避支援などの邦人保護業務は、引き続き在エルビル領事事務所で行う。