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デルタ航空、CESで旅客サービス最新技術発表
ライドシェアと連携やエンタメ推奨サービス表示など
デルタ航空(DAL)は米国・ラスベガスで開催されている世界最大のデジタル技術見本市「CES2020」で旅客サービスの最新技術を発表した。スマートフォンアプリでライドシェアサービスとの連携や旅客の座席の搭乗開始をアプリで伝える機能を新たに導入するなど、シームレスな旅行体験を実現するための機能強化を図っていく。さらに、機内エンターテインメントで新たな専用チャンネルを導入するほか、過去の視聴行動に基づいて推奨サービスを表示する機能を試験的に導入することなどを紹介した。
CES2020では同社のエド・バスティアンCEOが航空会社として初の基調講演を行い、同社のビジョンを説明しながら旅行の未来を変える革新的技術に関してスピーチを行った。
展示ブースでは同社が開発を進めているさまざまな取り組みを紹介した。
スマートフォンアプリの「Fly Delta」に関してはライドシェア会社のLyft(リフト)社との提携関係を強化。同社のマイレージプログラムとリフトのアカウントを連携させ、リフトの乗車中にマイルを獲得することができるようにする。さらにリフトのシステムを利用した到着予定時刻の提供や米国の一部の混雑空港でデルタ航空の航空便とリフトを連携する取り組みを試験展開する。・・・
※写真=デルタ航空は「CES2020」で旅客サービスの最新技術を紹介した