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2020.01.10

WING

ANAHDなど五島市ドローン実証実験第2期スタート

羽田空港から遠隔操作も、ドローン物流実用化へ

 ANAホールディングス(ANAHD)、五島市(野口市太郎市長)、自律制御システム研究所(ACSL)、NTTドコモ(ドコモ)、プロダクションナップ(NAP)は、長崎県五島市の離島間を対象としたドローンによる第2期目の物流実証実験を開始した。この実験では一部期間に、羽田空港に遠隔運航管理拠点を置いて、遠隔操作での実証を行う。五島市から約1050キロ離れた東京・羽田空港で、ドローンの操作を行うことになる。
 この度の第2期実験では、福江島から黄島および赤島をドローンが飛行して、生活用品、食品、市販薬・医療検体などを運搬する。すでに1月8日から開始していて、17日に終了する予定。福江島から赤島までは約7キロの距離に位置し、黄島までは約8キロの距離となる。10日15時には、羽田空港での運航管理を開始する予定だ。・・・

 

※写真・図=ANAHDをはじめとした5者が取り組むドローン物流の実証実験。この第2期では、羽田から遠隔操作を行う(提供:ANAHD)