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2020.01.17

WING

沖縄発生の豚コレラ、陸自330人態勢で24時間活動

約9000頭処分へ、延べ2400人が支援活動

 防衛省・自衛隊はこのほど、沖縄県で発生した豚コレラ(CSF)のため、県からの災害派遣要請を受けて、支援作業を行っている。同県ではCSF発生は33年ぶり。CFS対応のための災害派遣は初めてのこととなる。
 沖縄県のCFSは、1月7日にうるま市の養豚場3ヵ所で発生した。翌8日には那覇駐屯地の陸上自衛隊第15旅団長が県からの災害派遣要請を受け、殺処分の支援などを開始した。その後、10・11日には沖縄市の養豚場3ヵ所で陽性だと判定。15日にはさらにうるま市の養豚場で陽性判定が表れ、現在も活動を続けている。
 活動部隊は八重瀬、勝連、白川、知念の各分屯地から派遣された第15高射特科連隊と、那覇駐屯地の第51普通科連隊。8個小隊(1個約35人)が6時間交代で、24時間体制の活動を行っていて、本部要員含め約330人態勢で活動に当たっているところ。15日までに活動したのは延べ2405人に上る。・・・

 

※写真=豚舎内および周辺の清掃支援作業を行う陸自の派遣隊員(提供:防衛省)