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2020.01.17

ウイングトラベル

主要旅行業者11月実績、総取扱額2.3%減

海外旅行4.1%減と振るわず、国内も3.0%減

 観光庁が発表した11月の主要旅行業者の総取扱額は、前年同月比2.3%減の4237億5600万円だった。内訳は、海外旅行は4.1%減の1403億1900万円と6ヶ月連続のマイナス、国内旅行は3.0%減の2610億1000万円と2ヶ月連続マイナス、外国人旅行は23.5%増の224億2600万円だった。
 海外旅行は香港におけるデモ等の影響から取扱額が減少した。国内旅行は台風19号の影響によるキャンセルと、その後の観光需要の落ち込みが響いた。一方で、外国人旅行は欧米豪を中心に好調だった。
 旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱状況をみると、海外旅行は取扱人数が8.8%減の13万7859人、取扱額は3.9%減の298億3800万円となり、いずれも減少したものの単価は上昇した。国内旅行も同様に、取扱人数は9.3%減の281万8893人、取扱額は5.1%減の845億700万円と、人数に比して取扱額の落ち込みは小さかった。

 

※主要旅行業者11月各社実績