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2020.01.22

ウイングトラベル

中国全土に「感染症危険情報」のレベル1発出

外務省、感染拡大の可能性、注意を呼びかけ

 外務省は1月21日、中国全土に「感染症危険情報」のレベル1「十分注意してください」を発出した。感染がさらに拡大する可能性があるため、最新情報を入手し、感染予防に努めるよう注意を呼びかけている。
 それによると、世界保健機関(WHO)は1月22日、新型コロナウイルスに関する緊急委員会を開催することを決定した。新型コロナウイルスの1月21日午前9時までの発生状況(WHO及び各国当局からの発表による)は、中国で218例(武漢市198例・うち死亡4例、広東省14例、北京市5例、上海市1例)、タイ2例(中国からの輸入症例)、日本1例(同)、韓国1例(同)としている。
 なお、ここには含まれていないものの、アジア以外では初の輸入症例として米国で1例が確認されたほか、台湾でも1例が確認されている。

 

■「感染症危険情報」、2015年頃に導入
 レベルは4段階、安全対策の目安、判断は自己責任
 危険度が下がってもレベルを下げないことも?
■米国で初の新型コロナウイルス感染症例確認
 検疫100名増員、5空港でスクリーニング検査

※写真=米国疾病予防管理センター(CDC)は米国の5空港でスクリーニング検査