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防衛省、グアム等訓練移転計画の概要発表
嘉手納、岩国、三沢の航空部隊が戦闘訓練等実施
防衛省は1月17日、米軍再編に係る在日米軍航空部隊のグアム等への訓練移転計画の概要を発表した。発表によれば、嘉手納、岩国、三沢の各在日米軍基地に所在する各航空部隊が、1月下旬から3月上旬にかけ、それぞれの期間でグアム島のアンダーセン空軍基地に移動し、同基地及び周辺区域などを使って訓練をするとのこと。
1月27日から2月6日までの間は、第18航空団(嘉手納)がF-15戦闘機12機程度、人員約210名程度の規模で、戦闘機戦闘訓練を行う。また、第18航空団(嘉手納)と第12海兵航空群(岩国)が2月4日から3月11日までの間、F-15戦闘機12機程度、FA-18戦闘機10機程度、E-3早期警戒管制機2機程度、KC-135空中給油・輸送機2機などと、人員約680名程度の規模で、戦闘機戦闘訓練を行うとのこと。さらに、第35戦闘航空団(三沢)が1月31日から3月6日までの間、F-16戦闘機14機程度、EA-18電子戦機5機程度などと、人員約430名程度の規模で、アンダーセン空軍基地およびファラロン・デ・メディニラ空対地射場(北マリアナ諸島)を使用して空対地射爆撃訓練および戦闘機戦闘訓練を行う。