NAA、バリアフリー化推進で国交省の大臣表彰受賞

ほかの空港との共有化可能な取組みに高評価

　成田国際空港会社（NAA）はこのほど、国土交通省による「第13回バリアフリー化推進功労者大臣表彰」を受賞した。NAAのユニバーサルデザインに関するこれまでの取組みが評価されたかたちで、他空港でも好事例で共有化できる取組みだと評価された。
　NAAの取組みの中でも、整備改善へ向けた計画策定について障害者・有識者・事業者が一体で取り組んでいることが高い評価となった。さらに、カームダウン・クールダウンスペースの導入や、航空会社とともに行う搭乗体験などの発達障害者に向けた取組みなどが先進的だという。また、多様なコミュニケーション手段の導入や、空港スタッフへの教育研修強化、ステークホルダーを巻き込んだアプローチなどが高い評価につながった。