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2020.01.24

WING

防衛省、19年度国家公務員採用者のうち女性37.3%

18年度採用の自衛官では15.7%、目標上回る数値に

 防衛省・自衛隊は、女性の活躍推進や、次世代の人材育成支援に関する取組みの状況を公表した。同省が国家公務員試験で採用した職員の女性割合は、2019年4月1日採用者のうち37.3%が女性となった。毎年度に掲げる数値目標の30%以上を達成したことになる。2018年度採用の自衛官(防大学生、医大学生、高等工科学校生徒含む)に占める女性割合は15.7%で、こちらも毎年度目標値としている10%以上を上回っていて、女性の活躍推進が進んでいることを示した。
 国家公務員試験採用では、目標設定当初の2015年4月の女性割合が21.7%で、2014年度の自衛官採用者では9.4%だった。防衛省はこれまで、制度説明や座談会などの女性のための業務セミナーを実施し、民間主催の就職セミナーへ女性職員を派遣するなど、女性応募者増加に取り組んできた。さらに、元自衛官の中途採用の上限年齢を拡大するなど、女性が採用されやすい環境をつくるなどして、女性の採用割合を増やしてきた。

 

育児休業取得、男性の目標達成厳しく

 

長期休暇・家族記念日休暇の取得奨励

 

※写真=航空自衛隊が配布する冊子。女性自衛官のキャリア形成などを紹介する(提供:航空自衛隊)