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2020.01.27

WING

河野防相、米とのFMS問題「あゆみペースアップ」

日本側は人員拡充して対応、米側対応も必要

 河野太郎防衛大臣は1月24日の閣議後会見で、米国との有償軍事援助(FMS)による手続きの未履行など問題の解消に向けて、米国との様々な相談ができているとして、問題解決へ「歩みを少しペースアップしていきたい」と述べ、担当する人員を拡充して解決を図る考えを示した。
 河野大臣は、1月22日に米国防安全保障協力庁のチャールズ・W・フーパー長官の表敬を受けて、日本による米国からのFMS調達に関する課題について「問題意識の共有はできている」と、解決へ向けて前進しているとした。未納入や未精算となっている調達の履行状況について、双方で確認するための意見交換が十分に行われているとのこと。
 こうした問題解決へ向けた取組みについて、米側には取り組むべき課題があるとして、これを進めるよう求めた。さらに、日本側の対応としては、担当する人員の増加に努める姿勢を示した。フーパー長官の姿勢については、「よく理解されている」ため、・・・

 

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※写真=22日に米国防安全保障協力庁のチャールズ・W・フーパー長官が河野太郎防衛大臣を表敬した(提供:防衛省)