防衛省、中東派遣の「たかなみ」乗員家族へ説明会

隊員のフォロー体制を説明、相談窓口も開設

　防衛省・自衛隊は計画どおり、2月2日に護衛艦「たかなみ」の中東地域派遣行事を海上自衛隊横須賀地区で行う。去る1月25日には、派遣隊員の家族を対象とした説明会を開催して、隊員との連絡や物品送付の方法など、隊員およびその家族へのフォローアップ体制について説明を行った。
　家族説明会は、出国する「たかなみ」の乗組員の家族のために開いた。非公開ながら派遣隊員や家族への支援体制を重点的に説明したという。河野太郎防衛大臣は、相談の窓口、あるいは様々なことへのフォローアップの窓口について説明するとして、電話や物品送付など隊員との連絡の取り方、あるいは保険の様々な制度など説明を行った。
　説明会終了後に河野大臣は、隊員家族から派遣中に日本で災害が発生した場合の連絡方法などの質問が挙がったという。防衛省では、隊員とその家族とは、双方向でコミュニケーションが取れるよう配慮していく考えで、家族支援窓口へ連絡することであらゆる対応に応じる考え。・・・

※写真＝2月2日に中東地域へ向けて出国する予定の護衛官「たかなみ」（提供:海上自衛隊）