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2019年関空国際線旅客数は10%増3191万人
外国人10%増1677万人、日本人1%増794万人に
関西エアポートによると、2019年(19年1月から12月)の関西国際空港の国際線旅客数は前年比10%増の3191万732人となり、過去最高を記録した。外国人旅客数が10%増の1677万154人、日本人旅客数は1%増の794万3304人と外国人旅客が牽引した。通過客は16%増の21万5504人。国内線旅客数は7%増の698万1770人だった。
12月の関西国際空港の総旅客数は前年比1%減の255万9633人となった。国際線旅客数は前年同月比1%減の199万5746人。外国人旅客数は2%減の132万3120人となった一方、日本人旅客数は3%増の65万680人と増加した。国内線旅客数は1%減の55万3887人。
2019年12月は、中国や東南アジア、また長距離方面の需要は好調なものの、韓国・香港方面の需要落ち込みが継続していることから、総旅客数、国際線旅客数、国際線外国人旅客数の3つが、1年3ヶ月振りに前年割れとなる結果となった。なお、前回の前年割れは台風被害のあった2018年8月で、依然として厳しい日韓関係や香港情勢による需要落ち込みが顕著に表れている。・・・
■伊丹19年12月、旅客数は3%増の138万人
■神戸19年12月、旅客数は12%増の28万人超