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2020.01.28

WING

MQ-4Cトライトンがグアム・アンダーセン空軍基地に配備

米海軍第7艦隊第72任務部隊の指揮下で哨戒等実施へ

 米海軍は1月27日、第19無人哨戒飛行隊(VUP-19)のMQ-4Cトライトン無人航空機システム2機が1月26日にグアム・アンダーセン空軍基地に到着したと発表した。これは、MQ-4Cトライトンの太平洋線域における最初の配備で、VUP-19の早期運用能力(EOC)試験の一環となっている。
 今回アンダーセン空軍基地に配備されたMQ-4Cトライトン2機は、米海軍第7艦隊の哨戒・偵察・監視部隊である第72任務部隊の指揮下に入り、P-8Aポセイドンを補完する情報、監視および偵察任務を行い、そのマルチセンサーと搭載能力によって持久性や能力を向上するとのこと。
 第72任務部隊司令のマット ラザフォード大佐は、「第7艦隊の作戦管区へのMQ-4Cトライトンの導入は、米海軍の西太平洋における哨戒と偵察部隊の活動範囲を拡大する」とし、「MQ-4Cトライトンの能力と実績あるP-8、P-3、EP-3の性能を組み合わせることで、海洋状況把握を改善することを可能とし、地域および国家の保安目標を支援する」と述べた。

 

※写真=グアム・アンダーセン空軍基地に到着したMQ-4Cトライトン(提供:米海軍)