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2018.06.08

ウイングトラベル

17年度主要旅行業者50社の総取扱額5.7兆円に

前年度比3.0%増、海外旅行は6.7%増の2兆円

 観光庁が発表した2017年度(17年4月〜18年3月)の主要旅行業者50社の取扱状況は総取扱額が前年度比3.0%増の5兆7084億7300万円となった。国内旅行は0.4%増の3兆4190億8400万円と微増にとどまったが、海外旅行が6.7%増の2兆653億500万円、外国人旅行が12.1%増の2240億8300万円となったことが奏功した。
 四半期ごとの前年比推移を見ると、国内旅行は第1四半期は3.8%増と堅調に推移していたが第2四半期以降は0.3%から0.6%減と前年割れする結果となった。一方で海外旅行は第1四半期が7.5%増、第2四半期が5.0%増、第3四半期は7.3%増、第4四半期は7.2%増と年度を通じて好調に推移した。また、外国人旅行は第2四半期以降が軒並み前年度比2ケタ台の伸びを見せた格好となった。
 旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱状況を見ると、総取扱額は0.9%増の1兆5020億2000万円となった。国内旅行は1.4%減の1兆624億3100万円となったが、海外旅行は7.2%増の4315億2300万円、外国人旅行が3.8%増の80億6400万円となった。
 取扱人数は2.2%減の3676万6458人となった。国内旅行が2.8%減の3407万7630人となった反面で海外旅行は4.2%増の217万2366人、外国人旅行は16.4%増の51万6462人となった。