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レイセオン、NGJ-MBのテストを米海軍と契約
22年の初期運用能力獲得に向け、順調に試験進める
レイセオンは1月28日(米・カリフォルニア州現地時間)、米海軍の電子戦機EA-18Gグラウラーなどに搭載する次世代ミッドバンドジャマー(NGJ-MB)の試験物デモンストレーション(SDTA)契約を、米海軍と4億3000万ドルで契約したと発表した。開発と運用テストが完了次第、このSDTAポッドは艦隊に配備されるとのこと。ちなみに、レイセオンでは2019年7月に最初のNGJ-MBポッドを納入しており、EA-18Gグラウラーに搭載しての発電飛行試験などを行っている。
レイセオンは、NGJ-MBのテストプログラムについて、「これらテストアセットは、NGJ-MBの運用準備が整ったことを示す」とし、「我々はテストが必要な段階にあり、2022年の初期運用能力獲得のため、順調に進んでいる」と述べている。