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2020.01.30

WING

装備庁、20年度安全保障技術研究推進制度の公募受付開始

応募検討者向け説明会を東京と大阪で開催予定

 防衛装備庁は1月28日、「令和2年(2020年)度安全保障技術研究推進制度」の公募受付を開始した。2020年度は2019年度から6件増の35件の研究テーマを設定し、5月27日12時00分まで応募を受け付ける。また、応募検討者向けの公募説明会を、2月14日に東京で、2月17日には大阪で開催する予定となっており、制度に対する理解を深めてもらう狙いだ。なお、2020年度は2019年度から制度面での大きな変更点はないとのこと。
 安全保障技術研究推進制度は、装備庁が防衛分野での将来における研究開発に資することを期待して、先進的な民生技術についての基礎研究を公募・委託しているもので、2017年度から実施している。装備庁が提示した研究テーマに沿った基礎研究を応募者の中から採択し、研究の委託契約を結ぶことになっており、例えば大規模研究課題のタイプSでは、最大5ヵ年度の研究期間と、5ヵ年度で最大20億円の研究費で契約を結ぶことができる。・・・