防衛省、武漢からの帰国支援のため看護官2名を派遣

厚労省の依頼でチャーター機に同乗、検疫支援実施

　防衛省は1月29日、厚生労働省からの依頼に基づき、新型コロナウイルスの感染が拡大している中国・武漢からの帰国を希望する在留邦人のため、武漢に向うチャーター機の第2便に、陸上自衛官2名を派遣したと発表した。派遣したのは自衛隊中央病院で勤務する1等陸尉と2等陸尉の看護官で、派遣に先立ち、湯浅悟郎陸上幕僚長に出国報告した後、2名はチャーター機に同乗して検疫支援を行った。なお、第2便以降のチャーター機への自衛隊員の派遣は検討中とのこと。

※写真＝湯浅悟郎陸上幕僚長に対する出国報告の様子（提供：陸上幕僚監部）

※写真＝防衛省から出発する看護官2名。湯浅陸幕長らが見送った（提供：陸上幕僚監部）