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エアバス、ベルーガXLが地上振動試験
今夏初飛行の実施向けて開発作業着々
エアバスは6月6日(トゥールーズ現地時間)、開発中のベルーガXLが、地上振動試験を実施したことを発表した。ベルーガXLは今夏にも初飛行を実施する計画で、着々と開発作業が数s目られている様相だ。
地上振動試験の目的は、航空機の動的挙動を測定することのほか、マニューバ、突風が吹きつけた状態における飛行および着陸などといった様々な飛行状態を理論モデルで確認すること。試験で取得するデータは、航空機のフライト・エンベロープをクリアにすることにも貢献する。
エアバスによれば、ベルーガXLの地上振動試験は8日間以上に亘って、フランスのONERAによって実施され、ドイツのDLRが協力する。
※写真=開発中のベルーガXL(提供:エアバス)