WING
スカイウェスト、E175を20機確定発注
2020年第2四半期から引き渡し開始
エンブラエルは1月30日(ブラジル:サンホセドスカンポス現地時間)、スカイウェストとの間で、E175型機を20機確定受注する契約を交わしたことを発表した。スカイウェストのE175型機は、76席仕様。エンブラエルによると、この受注は既に2019年第4四半期の受注残リストに組み込まれていたとのこと。2020年第2四半期(4-6月期)から、今回受注した機体の引き渡しをスタートする計画だ。
スカイウェストによるE175型機の発注は2013年以降拡大しており、今回の20機分の発注によって、180機以上のE175型機を購入していることになる。
ちなみに、スカイウェストは三菱航空機が開発中の「スペースジェット」の重要顧客でもある。米国で大手ブランド下で地域航空を運航するスカイウェストは、2012年7月に「MRJ」(当時)を最大200機発注(うちオプション:100機)。同じく米国で地域航空を運航するトランス・ステーツ・ホールディングスが昨年発注を100機キャンセル(うちオプション:50機)したなか、「スペースジェット」にとってスカイウェストは「最後の砦」ともいえる顧客だ。・・・
※画像=スカイウェストがE175型機を20機確定発注(提供:エンブラエル)