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2018.06.08

WING

ウェザーニューズ、九州3県ドクヘリに運航動態管理サービス

全国52機でリアルタイム飛行情報位置把握可能に

 ウェザーニューズは6月7日、今年5月から、佐賀・大分・熊本ドクターヘリに対し、運航動態管理サービスを開始したことを発表した。これにより、国内全52機のドクターヘリ運航管理室においてリアルタイムな飛行位置情報の把握が可能になったとしている。
 ウェザーニューズが開発した動態管理システム「FOSTER-CoPilot」は、2011年の東日本大震災時、東北の上空に集まってきた機体の空域調整や運航管理の混乱をきっかけに、2012年に同社が独自に開発した機内持ち込み型のシステム。平常時からドクターヘリのリアルタイムな飛行位置と気象情報をあわせて確認することができるため、安全性や効率性の向上が期待されている。