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三菱重工、スペースジェットで特損4964億円
三菱重工は2月6日、開発中のスペースジェット事業に絡み、特別損失として単体ベースで4964億円を計上したことを発表した。第3四半期累計期間中におけるスペースジェット事業の事業損失額は、実に1753億円にのぼった。一方、過去の累計損失および当期の損失額計上に対する繰延税金資産を約1800億円計上したことにより、当期利益は33億円となった。通期では事業損失2700億円、当期損失600億円へと、損失が膨らむ見通し。
三菱重工は特別損失の計上について、スペースジェット事業に関連する棚卸試算などの評価損、有形固定資産などの減損損失を計上したことを受けて、個別財務諸表において、三菱航空機株式の減損処理、貸付金の貸倒引当金繰入などを行った結果、特別損失として4964億円を計上した。
三菱重工は20年3月期第3四半期に、スペースジェット関連資産の減損を含む損失のほか、・・・