ウイングトラベル
新型コロナ「こうした時こそ国内観光活性化を」
二階ANTA会長要請に田端長官「しっかり取り組む」
全国旅行業協会(ANTA)が主催する「第15回国内観光活性化フォーラムinくまもと」が2月12日に熊本城ホールで開催され、冒頭あいさつした二階俊博会長は、熊本地震からの創造的復興を第一に掲げると同時に、喫緊の課題として新型コロナウイルスによる肺炎の流行を挙げ、「旅行業としては、一時も早い終息を強く要望する。新型コロナウイルスは、観光業のみならず全ての産業に大きな影響を与えている。観光庁にはこうした時こそ国内観光を活性化し、観光地を支援する事業を活発に行って観光需要を喚起するよう、とくに積極的な検討をお願いしたい。これは旅行業団体の代表であると同時に、自民党幹事長としてもこのことを強く要請したい」と述べ、国内観光活性化に取り組むよう要望した。
これを受け、来賓あいさつした田端浩長官は、「苦境にある時こそ、国内を相互に訪れあう、国内観光をしっかり進めることが観光産業、地域経済にとって必要。観光庁としてもしっかり取り組んでいく」と応じ、「2003年のSARS当時は旅行振興課長をつとめたが、苦境を乗り越えた。しっかり取り組むことで、必ず回復できる。多くの関係者と一緒になって進めていく」と述べ、協力して困難を乗り越えようと連携を呼び掛けた。
※写真=「第15回国内観光活性化フォーラムinくまもと」の様子
熊本地震から4年、創造的復興の1日も早い実現を
二階会長、コロナは全産業に影響、景気対策で下支え
コロナを早期に克服し「次のステージへ」
田端長官、熊本県の観光復興ツーリズムに期待
双方向交流が日本のプレゼンスアップと経済発展に
田端長官が基調講演、直行便拡大で地方にチャンス
中国のウエイト高く、新型コロナは全世界共通の課題
早期終息を期待、タイミング見て直ちに回復策打つ
熊本城の一般特別公開、4月から平日も可能に
大西市長、熊本城ホールは大規模コンベンション対応
蒲島熊本県知事、創造的復興への取り組み進む
阿蘇のアクセスは来春に完全復旧、送客協力を
※写真=蒲島郁夫熊本県知事とくまモン
被災地支援で「一番希望の光が見えるのが観光」
熊本市観光大使のコロッケさんが記念講演
福島県送客キャンペーンは14万人強で目標達成
熊本県へ10万人送客へキャンペーン開始へ
※写真=表彰式の様子