ウイングトラベル
香港政観、新型コロナの現時点の対応状況説明
中国本土から入境場所制限やイベント休止など
香港政府観光局(HKTB)は堀和典日本局長名で日本の旅行業界関係者に対し、香港特別行政区政府と香港政府観光局が新型コロナウィルスに対して行っている措置について説明する文書を発表した。香港では中国本土からの入境ポイントを制限しているほか、人が多く集まるイベントの休止・延期やアトラクション、テーマパークの休止などの措置がとられていることが紹介された。
香港特別行政府政府は新型コロナウイルスの拡大を阻止するために厳戒態勢を敷いている。中国本土と香港間の人の往来を減らすために15の入境ポイントのうち12カ所を封鎖。また、入境時には体温測定を実施している。2月8日からは中国大陸から香港へ入境するすべての人に14日間の強制検疫を実施している。このほか、香港内での感染拡大を最小限に抑えるため、3月1日まで香港のすべての学校の閉鎖と2月16日までの公務員の在宅勤務を決定している。なお、2月13日現在で香港での感染者数は50人となっている。
HKTBは公式サイトで最新の政府の措置や訪問者向けの旅行のヒントを掲載するとともに、アトラクションの状況を「香港ツーリストライブマップ」で公開している。