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2020.02.17

WING

日米、シュワブ・辺野古で体育館など整備承認

日米ロードに沿った施設整備、完成施設の提供も

 日米合同委員会は2月14日、キャンプ・シュワブおよび辺野古弾薬庫施設の整備実施を承認した。整備を行うのは、米軍の両施設合わせて建物20棟、約1万8000平方メートルに及ぶ規模。キャンプ・シュワブには体育館、集会所、食堂、駐車場を整備し、辺野古弾薬庫には消防署などを整備する計画だ。さらに、すでに整備が完了した下士官宿舎、倉庫、リサイクル材置場について、米側へ提供することを認可した。そのほか整備施設2件の提供について承認したことを発表した。
 キャンプ・シュワブおよび辺野古弾薬庫施設の整備は、2006年5月の「再編の実施のための日米ロードマップ」に盛り込まれた、キャンプ・シュワブの施設の再編に伴うもの。
 整備することが決まった体育館は、約7000平方メートルの建物として、プール約2000平方メートル、休憩施設約200平方メートル、自転車置場約30平方メートル、リサイクル・ゴミ置場約20平方メートル、倉庫約20平方メートルなどを整備する。

 

※図1=キャンプ・シュワブおよび辺野古弾薬庫施設で整備することが決まった各施設の位置(提供:防衛省)

※図2=すでに整備を完了し、米側へ提供する下士官宿舎などの位置(提供:防衛省)