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クレハとJAXA、原子状酸素をプラスチック照射で抗菌性能
クレハと宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、原子状酸素をプラスチック材料表面に照射することによって生じる微細な表面形状変化によって、抗菌性能があることを発見した。
原子状酸素は、国際宇宙ステーション(ISS)や地球観測衛星が飛行する高度数百キロメートルの軌道上に多く存在。ロケットや人工衛星等の宇宙機で使用しているプラスチック材料は、原子状酸素と衝突することで表面が削られてしまうため、材料の性能を低下させる原因となることがわかっている。そうしたなかJAXAは、長年原子状酸素による宇宙機材料への影響及び対策について研究を進めてきていた。
クレハとJAXAは、2017年から原子状酸素によって変化した材料表面の抗菌性能発現にかかる共同研究を推進。・・・