アメリカン航空、737MAX運航を8月18日に延期

　アメリカン航空は2月14日、運航停止中の737MAXの運航再開について、8月18日までズレ込むとの見通しを発表した。アメリカン航空ら737MAXを保有する航空会社は、米連邦航空局（FAA）およびボーイングと協議して、同型機の運航再開見通しを順次アップデートしており、その運航再開日はかなり後ろだおしされている。アメリカン航空が前回予想では6月3日まで737MAXの運航をキャンセルするとしていた。
　そうしたなかボーイングは今年1月21日（米国現地時間）、737MAXのMCASソフトウェアの認証時期について、今年半ば頃になるとの見通しを示した。これまでボーイング、認証するFAAともにスケジュールに追われ疲弊してきたこともあって、かなりゆとりのあるスケジュールとしたことで、安全かつ確実な運航再開を実現することを目指している。