記事検索はこちらで→
2020.02.20

ウイングトラベル

マカオ、20日から条件付きでカジノ再開

中国本土から越境通勤就労ビザ保有者に強制検疫

 マカオ政府は2月20日0時から、カジノ施設の開業を条件付き許可した。カジノ施設は2月5日から15日間休業していたが、所定の要件を満たした上で開業可能とする。
 まず、防疫対策強化の一環として、20日より中国本土からマカオへ越境通勤する就労ビザ保有者に対する強制検疫を導入する。同日以後にマカオへ入境する場合、中国本土珠海市のマカオ政府指定の検疫施設に14日間滞在し、証明を得ることが条件。
 また、空港等から入境する場合で、証明が提示できず、なおかつ出発地に戻れない人は、マカオ政府指定のマカオ内施設、皇庭海景酒店で14日間自費(8750パタカ)で滞在することとなる。
 次に、マカオ市民や旅行者は、今回の措置の対象外とするが、今後の状況次第では追加措置を講じることとしている。マカオ政府は市民に対し、外出、とくにマカオと中国本土の間の往来を避けるよう呼びかける。