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シコルスキー、VH-92A低率初期生産ロット2の契約締結
次期大統領専用ヘリを2022年に6機納入へ
ロッキード・マーティンは2月20日、傘下のシコルスキー・エアクラフトが米海軍省との間で、次期大統領専用ヘリコプターVH-92Aの低率初期生産ロット2の契約を結んだと発表した。これにより、シコルスキーは2022年にVH-92Aを6機納入することになる。
次期大統領専用ヘリの調達としては、シコルスキー全部で23機のVH-92Aを米海兵隊に納入することになっており、2021年に納入予定の最初の低率初期生産契約に基づく6機と、今回の契約分の6機を除いた残りの機体を2022年と2023年に納入するとしている。
VH-92Aプログラムにおいては、シコルスキーは6機のVH-92A試験機を用いて政府試験を行っているところで、6機目の試験機が修正を完了して今年春から試験を行っているという。また、今年後半には初期運用試験と評価(IOT&E)を開始する予定だ。
※写真=シコルスキーは次期大統領専用ヘリVH-92Aの低率初期生産ロット2を契約し、2022年に6機納入する(提供:ロッキード・マーティン)