ウイングトラベル
キャセイ航空、A350-1000型機の初号機受領へ
デリバリー飛行にバイオ燃料混合ジェット燃料
キャセイパシフィック航空(CPA)は、最新鋭機エアバスA350-1000型機の初号機を受領する。デリバリーフライトは6月19日にフランス・トゥールーズのエアバス本社から香港へ運航されるが、このフライトには環境に配慮したバイオ燃料が混合されたジェット燃料を使用する。CPAは、先端技術のエアバスA350-1000型機を年内にさらに7機を受領し、今後4年間で計20機受領する計画。
CPAのルパート・ホッグCEOは、「CPAは温室効果ガスの排出に伴う環境への負荷を軽減するため、様々な取り組みを行っている。2020年以降に二酸化炭素量を増加させないカーボンニュートラルの目標に向け、代替燃料の使用は目標実現への鍵となり、バイオ燃料商用化の実現に今後も支援する」と述べている。
※写真=キャセイパシフィック航空が受領するエアバスA350-1000型機