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2020.02.27

WING

個人所有機と春秋航空機が昨年12月にニアミス

 運輸安全委員会は2月26日、昨年12月21日に、個人所有の機体と春秋航空が運航する機体がニアミスしていたことを発表した。これは個人所有機の機長から報告を受けて発覚したもの。個人所有機は八尾空港から福江空港に向けて飛行中、上海空港から佐賀空港に向けて飛行中だった春秋航空8577便と異常接近したとの報告を受けたという。個人所有機の機長から報告を受けたのは、2月25日だった。
 個人所有機はビーチクラフト式A36型(JA3815)で当時、4名が搭乗。同機が福江空港に向けて飛行中、佐賀空港上空を高度約1350メートルで通過し、佐賀空港から西南西約18キロメートル付近で、春秋航空8577便と異常接近したという。
 運輸安全委員会は、この件を重大インシデントに認定すると共に、主管調査官2名を指名して調査を開始した。