ウイングトラベル
ANZ、Yクラス新座席「スカイネスト」試作
ベッドのように使用可能、21年にも導入判断
ニュージーランド航空(ANZ)はエコノミークラス向けにフルフラットの睡眠エリアを擁する新座席「スカイネスト」を試作した。新座席は横になって滞在することができる「スリープ・ポッド」を6基で構成するユニットとなっている。同社は2021年をめどに実用化の最終決定を行うとしている。
同社は今年、片道17時間の飛行時間となるオークランド−ニューヨーク線の就航を予定している。こうした超長距離路線の運航を検討していく中で乗客に快適に過ごす空間の提供に関してさまざまな検討を行ってきた。
スカイネストに関しては3年をかけて開発を進め、200人以上からフィードバックの提供を受けて試作品を発表した。1つのベッドは全長200cm以上、肩部分の幅は58cm以上となっている。
※写真=ニュージーランド航空が試作した「スカイネスト」
http://jwing.net/t-daily/pict2019/2002/0227anz-w.jpg
※スカイネスト使用時の動画