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2020.02.28

WING

統幕、オホーツク海の防空識別圏内に露Su-34確認

対領空侵犯措置として初確認、空自北空が対応

 統合幕僚監部は2月27日、オホーツク海の防空識別圏内でロシアの戦闘爆撃機Su-34を確認したと発表した。そのため航空自衛隊北部航空方面隊では戦闘機を緊急発進させて対応に当たった。対領空侵犯措置によってSu-34を確認したのは初めてのこと。この飛行で、ロシア機による領空侵犯や危険な行為などはなかった。
 ロシアのSu-34戦闘爆撃機を確認したのは、この日午前のこと。同機はオホーツク海を南東方向へ飛行した後、引き返して北西方向へ飛行を行った。

 

※写真=空自戦闘機が撮影したSu-34戦闘爆撃機。緊急発進での確認は初めて(提供:統合幕僚監部)

※図=Su-34の行動図(提供:統合幕僚監部)