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5月の旅行業倒産5件、前年比3ヶ月ぶり増加
東京商工リサーチ、宿泊業5件、震災関連3件
東京商工リサーチによると、5月の旅行業倒産件数は5件で、前月は0件、前年同月から4件増加した。前年同月を上回ったのは3カ月ぶり、5件以上は9カ月ぶり。負債総額は2億9700万円で前年同月の2000万円から大幅に増加した。ただ、負債1億円未満の小規模倒産が中心を占めている。
主な倒産は、大新華ホリデージャパン(沖縄県那覇市、第2種旅行業)が負債総額約1億3200万円、系列のグローバルジャパンが約1億7200万円で破産開始決定、ワールドバリュー(愛知県名古屋市、第3種旅行業)が破産開始決定。負債総額は約6500万円。オンライン予約の浸透で、中小旅行業者の環境が厳しさを増している。