ウイングトラベル
JATA、ツアーグランプリの募集を開始
選出方法変更、10点優秀賞からグランプリ
日本旅行業協会(JATA)は海外・国内・訪日旅行で優れた企画提案を表彰する「ツアーグランプリ2020」の募集を3月2日から開始すると発表した。今回は選出方法を一部変更。先に優秀賞を10点選出し、その中から国土交通大臣賞(グランプリ)を1点、観光庁長官賞(準グランプリ)を2点選出する形態に改める。グランプリ、準グランプリの発表・表彰については6月22日に開催予定のJATA定時総会にあわせて行う。
ツアーグランプリは海外旅行、国内・訪日旅行それぞれの部門で総合的に優れた企画旅行、SIT(目的別旅行)について独創性や集客性を考慮して優れた企画旅行を表彰するもの。今回で27回目を迎える。
昨年までは国土交通大臣賞、観光庁長官賞に加えて、パッケージツアー、SITなどジャンルごとにグランプリを選定するスタイルをとっていた。しかしながら、応募する旅行会社などから「賞の体系や優劣がわかりにくい」といった声が寄せられたことから、賞の選出方法を改めることにした。また、今年から審査委員長をJATAの菊間潤吾副会長・JATAアウトバウンド促進協議会会長が務める予定となっている。