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米国務省、チュニジアへのAT-6C軽攻撃機のFMS承認
米国務省は2月26日(米国東部時間)、チュニジアへのAT-6C“ウルヴァリン”軽攻撃機4機と関連機器など、見積もり総額3億2580万ドルのFMS(有償援助)の可能性を承認したと発表した。国防総省DSCA(国防安全協力庁)が25日に議会にこの要求承認を通告したという。
AT-6Cは、米テキストロン・アヴィエーション傘下のビーチクラフトが製造する軽攻撃機で、同社のT-6テキサンIIをベースにしている。
通例どおり、詳細な品目一覧がリリースされており、主要なものは以下の通り。
▼AT-6C軽攻撃機=4機
▼プラット&ホイットニーPT6A-68D エンジン(スペア)=2台
▼L-3 WESCAM MX-15D=6台
▼12.7mm機関銃=6丁
▼MAU-169コンピューター制御グループ=312台
▼MXU-1006/B Air Foil Groups=312個
▼Mk-81 250ポンド爆弾=468個
▼BDU-50演習弾=18個
▼MXU-650 C/B Air Foil Groups=66個
※写真=AT-6C“ウルヴァリン”軽攻撃機(提供:ビーチクラフト)