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2020.03.02

WING

パトリアとSIAユニトラックがラトビアに合弁会社設立

ラトビア国軍に保守などの後方支援業務を提供

 パトリアは去る2月27日、ラトビアのツェーシスにSIAユニトラックと合弁会社「SIA Defence Partnership Latvia」を設立したと発表した。新会社は、ラトビア国軍に保守、修理、オーバーホール、システムインテグレーションサービスのほか、物流業務といった後方支援業務を提供するとのこと。ちなみに、同社の保有割合は、パトリアが70%、SIAユニトラックが30%となっている。
 パトリアは今回の合弁会社設立について、「これは国際的な保守およびライフサイクルサポートビジネスを成長させるための、パトリアの戦略の一部」と説明。さらに、ラトビアとの装甲車共同開発プログラムのプラットフォームとして提案中の「Patria 6×6」をラトビア国軍が採用した場合、「ラトビアへの車両の供給安全性や長期的な維持整備における優秀な貢献者となるだろう」と述べている。