岩国の米空母航空団がグアムへ訓練移転

米単独で2訓練、第104・105回移転を実施

　防衛省は、米軍の再編に関する訓練移転2件を発表した。いずれも岩国飛行場の第5空母航空団がグアム島などへ移転する訓練で、第104回訓練移転は3月2～26日、第105回については3月6～31日に行う。
　この2つの訓練は米軍による単独訓練で、グアム島・アンダーセン空軍基地および北マリアナ諸島・ファラロン・デ・メディニラ空対地射場で空対地射爆撃訓練を行う内容となっている。両訓練で異なるのは参加規模で、第104回訓練では16機程度のF/A-18、3機程度のEA-18、4機程度のE-2Dによって人員約510人が参加する訓練となっている。しかし第105回は、第104回からE-2Dを除いた航空機と同規模、16機程度のF/A-18、3機程度のEA-18が参加するとして、人員は約430人が参加する訓練としている。
　訓練日については、両訓練とも期間内に週5日実施する。