イランの3州に「渡航中止勧告」 　

外務省、感染増加、移動上の制約も

　外務省は2月28日、イランに対する感染症危険情報を一部引き上げ、コム州、テヘラン州、ギーラーン州についてレベル3の「渡航は止めてください」（渡航中止勧告）に引き上げた。その他の地域についてはレベル2の「不要不急の渡航は止めてください」を継続した。
　外務省は2月26日付でイラン全土に対してレベル2を発出したが、イラン厚生省は同日、コム州およびギーラーン州への渡航自粛を勧告、2月28日の金曜礼拝は全31州中23州で中止された。