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2018.06.12

WING

今年のNATOの「タイガー・ミート」演習終わる

3ヵ国のタイフーンが特別「虎」塗装で競演
 
今年で第31回目となるNATOの航空戦演習「タイガー・ミート」は5月14日から25日までポーランドのクルゼシニで開催され、各国が虎にちなんだ特別塗装の戦闘機を披露した。中でもドイツ、スペイン、イタリアの3空軍はユーロファイター「タイフーン」の虎塗装機で競演した。その中で機体全体に緑色の虎縞を描いたドイツ空軍の「ゴースト・タイガー」が、ベスト虎塗装機賞を受賞した。3ヵ国はそれぞれ4機のタイフーンを出場させている。
 今年のタイガー・ミート「NTM18」は13ヵ国より22個飛行隊、固定翼機70機、ヘリコプター10機が参加し、対戦闘機戦闘、防空戦闘、捜索救難などの演習が行われたという。13ヵ国の内訳はイタリア、スペイン、チェコ、オランダ、ドイツ、ベルギー、ハンガリー、スイス、オーストリア、フランス、英国で、NATO非加盟の国も参加している。

 

※写真=タイガー・ミートに参加した特別塗装のタイフーン。手前よりスペイン、ドイツ、イタリア空軍機。(提供:ユーロファイター)